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女性は外観を若々しく整えることで気持ちまで元気になる。

吉田更年期って、「私はもう若くないんだ」と実感してしまう時期ですよね。

 

老けていくのは当たり前のことなんですが,それを受け入れない人がふえていることを感じます。

 

「このシワがどうしてもイヤ」「このシミがあるから気持ちが明るくならない」って訴える方がたくさんいます。

 

血流マッサージをして、アイメイクをして、シミやシワを目立たなくすると、「へぇ!

 

」って本人が瞬時に変わってしまう。

 

顔が変わると気持ちも変わるんですね。

 

日常生活の中の不便さということで言えば、老化に伴う体の衰えがいちばんこたえると思うんですが、容貌が衰えてくることが自信のなさにつながることは絶対にあると思います。

 

それがだんだん積み重なって、いろんなことに対しても積極的になれなくなる。

 

女性の老いでいちばん問題になるのは、この「自信のなさ」だと思うんです。

 

そこにアイメイクで外観の若さを少し加えると、それが意外と出発点になる。

 

「表に出る自信がついてきた」とか「人と話すときに笑えるようになってきた」という方が実際多いんです。

 

そうすると、それがきっかけになって、その次には「山歩きができるようになった」「ダンス教室に行けるようになった」というふうに進んでいく。

 

年齢を重ねた自分を、それなりに受け入れることができるようになるんです。

 

そうすると、その人本来の元気さが戻ってきます。

 

アイメイクそのものには、医学的な効果はありません。

 

でも、アイメイクによってその人の行動が変わってきたとすれば、それは精神医学でいっところの行動療法とか認知療法のような働きをしていると言えるんじゃないかと思うんです。

 

田村中高年の女性には、衰えていく美に対して、ある種のあきらめと、それからあがきがあると思うんです。

 

更年期障害がひどいときは、顔のことは二の次です。

 

うつがひどい、家事ができない、イライラする、頭が痛い、肩がこってどうしようもない。

 

そんなときは、とにかく今、元気になりたい、以前の私を取り戻したいというので精一杯です。

 

で、女性ホルモンの補充によってそれが改善してくると、「先生、そういえば肌が若返ったみたい」となる。

 

心身両面での若返りに気がついて、そこに喜びを感じるんですね。

 

吉田やっぱり健康がいちばん。

 

それが解決すると、パッと「美」とか「若さ」に気持ちがいく(笑)それが女性ですし、それでいいんだと思います。

 

田村それは本当にそのとおりで、更年期障害でヘロヘロになっていたときは、「若くなりたい」とか「肌のたるみをなんとかしたい」なんていうことは考えないけれど、「さて、元気になったぞ」ってところから、みなさんやっぱり気になりだします。

 

こんな元気になったんだから、外見も若々しく見えていたい、って。

 

「重力に勝てるものはないんですよ」と申し上げるようにしているんですけど(笑)。

 

それでも「いい美容整形の病院はありませんか」なんてよく聞かれます。

 

私も知っている範囲でアドバイスをしますし、サプリメントの紹介などもするようにしています。

 

吉田最近は、若い人の美容整形に関しては,精神面で問題がある場合がとても多いですし、私はひじように慎重な立場をとっています。

 

でも、中高年以降の場合は、美容整形の意味がちょっと変わってきますよね。

 

本人の精神状態がきちんとしていてじっくり考えて判断するのなら、若返りの医療というのはあってもいいかな、と思っています。

 

それで心身ともに元気になって、本人も周りもハッピーになることが実際にありますから。

 

田村婦人科はもちろん、精神科とか形成外科とか、いろんな科の先生とつき合うのは、中高年の女性にとって必要なことなんです。

 

これまで女性にとって、性ホルモンというのは診療でまったく意識されていなかった。

 

男社会でしたから「更年期じゃ死なないよ」というのが医者の言い方だったんです。

 

死ぬほどつらい思いをしてる人がいるにもかかわらず……。

 

女性はもっと、自分の生活を充実させるためにこの医療を活用していいと思いますよ。