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男性中心ではなく女性の立場に立った医療が求められる時代。

吉田先生のお話をうかがっていると、女性のたお話をうカ力めの医療がもっともっと研究され、広まっていくベきだと感じます。

 

アイメイクに関してもそうなんですけれど、女性ならではの事情とか、考え方とかが、まだまだ軽視されている面がありますよね。

 

私のやっている仕事に関しても、「たかが顔じゃないか」とか「化粧なんかにうつつを抜かして」みたいな価値観が、とくに男性の間で根強いんです。

 

その「たかが顔」が、女性にとってどんなに大事なものなのか、アイメイクひとつで女性がどんなに元気になれるのかが、なかなかわかってもらえません。

 

田村女性の体と心は、男性と同じではありません。

 

それなのに、医療においては長い間、男性の体や心が基準になってきたんですね。

 

で、女性の体を男性と同じように考えて診断や治療をしてきた面があります。

 

たとえば更年期の症状としてひどい肩こりがありますが”肩が痛いんです」と言って病院に行くと、ただの肩こりで片づけられます。

 

どうしても痛くてたまらないと訴えると、「首の骨が変形しているんじゃないか」ということになる。

 

もちろんそういうこともあるかもしれないんですが、ある年代に達した女性だったら、更年期の症状の一つである可能性があるのに、それを考える医者はあまりいません。

 

もともと男性を基準に考えられた医療の基準を、なんの疑いもなく女性にも当てはめてしまうんです。

 

吉田医療の世界って、治療から先のことを考えていただくのは難しいのかな、と思うことがありますね。

 

たとえば顔に傷やあざなどのトラブルがある女性が、悩んだ末に病院に行きますよね。

 

皮膚科とか、形成外科とかに。

 

そうすると、その人がたとえば60歳だった場合、「その年なんだから、今さらもういいじゃないですか」というようなことを言われることがある。

 

実際、うちのスタジオに来る人に、そういう方が何人もいます。

 

みなさん、傷ついていますね。

 

だから私、医師や医学生向けにお話しする機会があると、そういう言い方は控えてくださいと申し上げるんです。

 

女性はいくつになってもきれいでいたいし、自分の顔がイヤだと心まで暗くなります。

 

そういう女性の気持ちに気づいてくださるお医者さまに、患者さんは期待されると思いますよ。